
【河野翔】日々稽古2
どーも!河野翔です!
さて『PRINCESS TOKUGAWA』まで10日を切りました。
相変わらず殺陣に苦戦しています…
「殺陣」とは舞台上でするアクションのこと。歌舞伎の「立ち回り」を略したものだそうです。読みは「たて」ですね。
「さつじん」じゃありませんw
なんですが、「たて」と読まれ始めたのは1936年以降からとのこと。それまでは漢字は「殺人」で読みも「さつじん」だったそうですよ!物騒ですねw
この殺陣が本当に奥深いんです…
ただ戦うのではなく「安全性を担保して本当に戦っているように見せる」ということが大事なんです。
危なくないよう安全性に振り切ると演技ができない、演技に集中すると殺陣が疎かになる、このバランスがとても難しい。
考えることが多いからこそ、集中力が高まり稽古を重ねることで、洗練されたかたちになっていくんですね。
本当に戦っているように見せるために必要なことなんですが、当たり前に戦いの手順は既についています。それをあたかも今戦っているように見せるのは、相手との空気・距離感を測ることです。
目線を合わせ、身体の向き、周りの空間を確認し、「いくぞいくぞ」という想いをジリジリと擦り合わせることにより、この戦いにリアルさがでてきます。
僕はようやくこの大事さに気付き始めました。
だから皆さん『PRINCESS TOKUGAWA』の世界を訪れた際は登場人物たちのセリフももちろんですが、殺陣に取り組む役者たちの間に発生している電気にも似たビリビリ感を是非感じ取ってほしいのです。そうすれば殺陣のシーンが何倍にも増して魅力的に見えるはずです!
もっと殺陣が上手いこといくように頑張ります。
もっと相手と目線を合わせて…
ん?目線を合わせて…
↑これは2003年に放送された仮面ライダー555(ファイズ)なんですが、光るマスクの関係で前が見えてないと聞いたことがあります。スーツアクターさんは我らが高岩成ニさん。平成主人公ライダーのほぼ全てを演じられた方です。
相手と目線が合わせられない、むしろ前が見えない。その状態でアクションを成立させるには…
もう「気配」しかない…
人は極限に達すると本当に「気配」を探れるようになるようです。
忍者としてはなかなかに欲しいスキル!
本番までに身につけられるよう努力します。
やはり殺陣(アクション)は奥深い。
河野翔扱いのチケット
https://ticket.corich.jp/apply/398768/120/
時代劇『PRINCESS TOKUGAWA』公式サイト
https://princess-tokugawa-as.themedia.jp/