※このBLOGは俳優 安住 奈桜が「LIVE演カウンター」に向けて「伊藤 美鈴（いとう みすず）」を役作りしていく物語。そのため安住 奈桜本人とは異なります。
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STORY②
インターネットで調べてみて私は恋活パーティーの多さに驚いた。
え、、！？こんなにあるの？
しかも、毎日開催されていておしゃれなお店からカジュアルなところまでこんなに沢山、、！？
しかも年齢の幅広！！
私は動揺というか衝撃が隠せなかった。
私が知らないだけで恋活パーティーというのは普通に開催されていたのだ。
私は次の日恋活パーティーのことについて同期に話してみた。
「え？皆そんなの知ってるよ？」
「てか今時当たり前だよねー。」
私の想像していた反応とは違い皆の中では出会い系アプリや婚活パーティーと同じぐらいの認知度らしい。
知らなかった私…結構遅れてる、、？
そんな時代の流れに若干ついていけていない自分にショックを受けながらも話していると、、
「じゃあ！！今度みんなで行ってみる！？皆今相手募集してるし！」
「賛成!1人じゃやっぱり勇気出なかったんだよねー」
「わ、私も行ってみたいかもです！！」
「どんなのにするー？？」
え、、。え！？みんな！？
すごくノリノリな同期達の様子に圧倒される私。
なんだかんだ巻き込まれて私も含めて5人で恋活パーティーに参加しそうな雰囲気…
え、、！？無理だよ！！
知らない人といきなり対面で話すなんて緊張するし！
いやでも、きっかけ作らないと一生彼氏なんてできない気がするし。
みんなと一緒なら怖くない、、？
いや、でも想像つかない！！
1人で悶々と考え込んでいるうちに休憩時間は終わり…
話は結局まとまらず一旦仕事に戻ることに。
仕事中も恋活パーティーのことが頭から離れない。
ダメダメ！！！今は仕事に集中！
可愛い可愛い子供たちが目の前にいるんだから！
今日も可愛いなぁとにやけそうになる顔を必死で押し殺し、園庭で遊んでいる子供たちを見守っていると、ある男の子と女の子が手を繋いでやってきて…
「ねぇー！せんせー！ぼくたちしょうらいけっこんするのー！！ねー？」
「ねー！！！」
はぁ、、何てかわいいんだろう。。
心の中で悶絶しながらお話ししていると
「せんせーはかれしいないの？？」
予想外の質問に動揺が隠せない。あまりにもタイムリーすぎる。
『え、、！！あぁー、、ははは。どうかなぁー！』
「え！！いないの！！早く作りなよー!」
遂に子供達にまで言われてしまった…
というか今時の子供はもう恋人とかいるの！？
泥だらけで遊ぶ仲間じゃないの！？
などと心でショックやら葛藤やらしている間に2人は楽しそうに去っていった。
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今日は流石に情緒が不安定すぎた…。。
遂に子供にまで言われるとはなぁ…とため息をつきながら帰宅する私。
やっぱり彼氏作った方がいいよね…と1日子供達とはしゃぎまくって疲弊した体をドサッとソファに落とす。
ピロンッ♫
同期のグループメッセージにあるサイトのURLが届いた。
「ねーねー！！これはどう！！？？」
【最強の恋活】、、、？
成約率高すぎない、、？
でもこれなら私にもハードル高くなくていけるかも…。
なんて淡い期待を抱きながらURLを開くのであった。
次回へ▶︎▶︎